Google Analytics 4になって変わったこと

Google Analytics 4になり、新たに「エンゲージメント」という指標が使われる様になりました。「エンゲージメント」とは、GA4のヘルプを参照しますと「サイトやアプリに対するユーザー操作」と記載されています。つまり「ページビュー」「スクロール」「リンクへのクリック」等のWebサイト上でのユーザーによるアクションがエンゲージメントとして定義されているということです。
SNSで良く使用されている「エンゲージメント」とは、意味が相違していますので混同されません様ご注意下さい。

またコンバージョン（現在はキーイベント）も、以前のGoogle Analyticsでは１セッションの中で複数回コンバージョンを達成してもカウントされるのは「１」でしたが、Google Analytics 4では達成した回数分カウントされます。この為、以前のGoogle Analyticsで計測していた時と比較して、Google Analytics 4ではコンバージョンの数が増加する可能性があります。

「離脱率」も、これまでのGoogle Analyticsでは分母がページビュー数でしたが、GA4ではセッションが母数になります。 このため、GA4では離脱率が増える傾向にあります。

「セッション」も、細かい定義が変更になりました。
・日付が変わった時の処理…これまでのGoogle Analyticsではセッションが切れ、新しいセッションとなっておりましたが、Google Analytics 4ではセッションは途切れず、継続します。
・また流入元が変わった時の処理ですが、こちらもこれまでのGoogle Analyticsではセッションが切れ、新しいセッションとなっておりましたが、Google Analytics 4ではセッションは途切れず、継続します。

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