ブログ記事の文字数、最適な文字数の目安って何文字?
ブログ記事の最適な文字数って?
「ブログ記事の文字数って、何文字くらい書いたら良いの?」
ブログ記事を書こうと思ったとき、せっかく記事を書くのなら上位表示したい・・・!!
と思いませんか?
貴重な時間をかけて書くのですから・・・サイトのアクセスアップ、売上に繋がるような記事になって欲しいですよね。
その時、上位表示するためには、ブログの文字数って何文字が適正なんだろう?って思う方もいらっしゃるのでは、と思います。
「SEO的に、ブログ記事って何文字書いたら良いの?」
「1記事って、何文字くらい必要?」
と、文字数が気になってしまって肝心の記事作成が進まない・・・
といった方も、いらっしゃるかもしれません。
そうした、ブログ記事を書き始める前に文字数で迷っている方のために、結論を最初にお伝えいたします。
ブログ記事に必要な文字数の結論!
ブログ記事に必要な文字数、結論としては、
「検索クエリによって変わる!」
ということになります。
つまり、ブログ記事に必要な文字数は狙っているキーワードで変わりますよ、ということです。
明確にこの文字数だけ書けばSEO的にOK!
というものは残念ながらありません。
また、SEOは相対的なので、ライバルサイトに合わせた対策をすることが上位表示には欠かせません。
文字数も一つの目安です。
Googleは長文だからSEO的に有利にはならない、としていますが、現実的には長文の方が上位表示はしやすいです。
しかし、やみくもに長文にしても上位表示には繋がりにくいです。
内容が重要です。
それをこの後、解説していこうと思います。
狙っているキーワードで上位表示を実現するためには、ライバルサイトに合わせた文字数目標を設定することが必要です。
それには、記事作成前にリサーチを行うことが大切なのです。
キーワードによって必要な記事の文字数は変わります
ブログ記事に最適な文字数は存在しません。
ということを最初にお伝えしました。
上位表示を狙うキーワードに必要な文字数を、事前にリサーチすることが必要です。
それによって、記事を書くために必要な時間、労力の目安を考えることもできます。
記事を専任で書ける方ばかりではないと思いますので、どれくらいの期間で記事を書けるか想定することも重要ではと思います。
KPIに記事数を設定している場合、無理な計画は避ける必要もあるでしょう。
例えば、上位表示されている記事の平均文字数が5,000文字であれば、これから自分が書く記事の文字数は、5,000文字以上を目指したいところです。
そこに文字数1,000文字の記事を投入しても、上位表示は厳しいです。
書いた記事の文字数を数えながら、近づけていくことも必要でしょう。
(記事の文字数をチェックするツールは、この後ご紹介いたします)
ただ、現実的には平均文字数よりも少ない記事でも10位内に入っていたり、1位になっていたりします。
その理由としては、ドメインパワーが強かったり、記事の構成が良い(記事タイトル、hタグ含め)といったことがあり、結果として、少ない文字数で上位表示されていることもあります。
そのドメインが評価されている専門性の高いジャンルの記事だと、上位表示されやすい、といったことも影響しています。
とにかく長文、文字数が多ければ記事は上位表示できる?
「書いても書いても上位表示されない・・・なぜだ・・・!!」
と、上の画像の男性のように頭を抱えてしまうような場合。
何かしらの問題があります。
その一つの要因が、記事の文字数かもしれません。
長文は上位表示されやすい、ということなら、ライバルサイトよりも2倍、3倍の文字数にしてしまおう。
と考えたとします。
しかし、平均文字数の2倍、3倍の文字数で書いた記事だからと言って、必ず1ページに入るという保証はありません。
むしろ、あまりに長すぎる記事は上位表示しにくい、というケースもあるのです。
長文過ぎてコンテンツの内容がぶれてしまう、などの理由からです。
また同じ内容を言葉を変えて、何度も記事中に入れて文字数を増やしたとしても、網羅性がありませんね。
過去には長文SEOなる言葉もあるくらい、長文だと上位表示しやすい時期もありました(2万文字、3万文字など)が、今はそこまで極端な長文は逆効果になることもあります。
もちろん、現在でも2万文字など長文で上位表示されている記事は存在します。
上位表示されている記事は、内容が網羅的で充実しているケースが多いです。
SEOに絶対はありませんが、文字数は目安になります。
あくまで、現時点で上位表示されている記事の平均文字数を目安とされると良いでしょう。
でも、実際には長文のブログ記事ほど上位表示しやすい
とはいえ、色々なキーワードで調べていると、年々、記事が長文化していることを実感します。
1万文字、1万5千文字を超えるような記事が並ぶキーワードも少なくありません。
「・・・これから、1万5千文字も書くのか・・・!」
と思うと、気持ちも萎えますね。。
何日かけて書かないといけないんだろう、と思ってしまいます。
どうしても会社として、個人として、ビジネスのために狙いたいキーワードであれば、書くしかありませんが(外注しても良いのですが)かなりの時間を投下する必要があります。
覚悟して、取り掛かりましょう。
逃げてはいけないキーワードって、やはりあると思います。
ここからは、長文のブログ記事は上位表示されやすい、その理由をご紹介します。
文字数が多い記事ほど上位表示しやすい理由
文字数が多い記事ほど、上位表示しやすい理由をご紹介します。
これを知っておくと、単に文字数を増やしただけのブログ記事では上位表示するのは難しいことも、お分かりになるかと思います。
長文は有益な情報が含まれ、ユーザーのニーズに応えている
文字数が多いということは、それだけユーザー(訪問者)に有益な情報を盛り込もうとしている結果である、と考えられます。
ユーザーにとって有益なコンテンツを網羅しようとすると、どんどん情報量が増えていくはずです。
ニーズを満たすために情報を網羅し、コンテンツを作っていくことで、結果として文字数が多くなります。
関連キーワードが多く含まれる
ユーザーにとって有益なコンテンツにするために情報を網羅しようとすると、必然的に関連キーワードが多く文中に含まれることになります。
子供の勉強の記事であれば、どういったキーワードが入ってくるでしょうか。
学校、小学1年、成績、内申点、家庭学習、国語、算数、英語、プログラミング、宿題やらない、勉強嫌い、算数が苦手、塾、通信教育、タブレット学習、勉強の仕方
などなど。
色々なキーワードが入ってくるでしょう。
関連キーワードが多く含まれるコンテンツは、Googleが評価してくれやすくなります。
(関連キーワードの探し方については、本記事では省略させていただきます)
また、キーワードが多く含まれる記事は、様々なキーワードで検索にヒットするようになります。
結果として、アクセスを集めやすい記事となります。
専門性が高いと判断される
ユーザーのニーズを満たす記事を書こうと思うと、専門的な言葉も入ってくるのが自然です。
Googleは専門性の高さを評価しています。
ユーザーにしっかりとした情報を提供しようとするのであれば、業界の専門用語などが自然とコンテンツ内に入ってくるものです。
結局のところ、ユーザーのニーズを満たそうと情報を網羅、詳しく書くことに力を入れれば入れるほど、
・長文となり
・関連キーワードが多く含まれ
・専門性が高い記事になっていく
ということになります。
その結果として、長文が上位表示されやすいという状況が生まれます。
ブログ記事 目安の文字数は上位表示サイトをチェックする
これからブログ記事を書くにあたり、上位サイトの文字数をチェックする場合、手動で1記事ずつ数えていたら大変ですよね。
文字数チェックに無料で便利なツールがありますので、活用させて頂きましょう。
ここにご紹介する以外にも無料の文字数チェックツールはありますので、自分にとって使いやすいツールをお探しになってみてはと思います。
ライバルサイトの記事、平均文字数をチェックするツール
・競合サイトの文字数・文章量・キーワード数を一括で調べるツール
30位までの文章量(文字数)・テキスト量を一気一括でカウントチェックして表示してくれるツールです。
30位まで調べてくれますから、チェックが完了するまで時間がかかりますが、まとめて比較できるので便利です。
時々利用させてもらっています。
Webサイトのコンテンツ(ブログ記事)の「文字数(テキスト量)」「総単語数」「ユニーク単語数」を上位10位平均と比較し、評価する無料のSEOツールです。
こちらのツールも使い勝手が良いので、時々利用しています。
上位表示を目指すキーワードを入力すると、キーワードも教えてもらえますし、平均文字数、最大文字数もチェックすることができます。
リライトする際に参考にしても良いでしょう。
自分の書いた記事の文字数をカウントする
上記でご紹介させて頂いたツールは、ライバルサイトの文字数をチェックする際に便利なツールとなります。
では、自分で書いた記事の文字数をチェックする際にはどういったツールを使うと、記事の文字数が確認しやすいのでしょうか。
記事の文字数を知るために便利なツールをご紹介します。
Word(ワード)
マイクロソフトオフィスのWordです。
デフォルトで文字数をカウントする機能があります。
上部ツールバーにある「校閲」をクリック、「文字数カウント」を選択クリックすることで、文字数を確認することができます。
「文字数(スペースなし)」の欄が、記事全体の文字数です。
【文字数カウント】ラッコツールズ
多くの方が利用されていると思います、ラッコツールズです。
私も昔から利用させて頂いております。
様々なツールを無料で提供してくださってますが、「文字数カウント」を利用すれば、簡単に文字数を知ることができます。
文字数をカウントしたい文章をコピペするだけでOKです。
簡単です。
ちなみに、「Ctrl+U」を押してみて下さい。
ラッコがいますよ。
ラッコツールズを使っている方は多いと思いますが、ソースを見る人は少ないと思いますので、ラッコを見たことが無い方はぜひご覧ください。
(2022年4月8日時点の情報です)
その他、多数の無料「文字数カウントツール」
他にも、Googleで「文字数カウントツール」で調べると様々な無料ツールが見つかります。
使い勝手の良いものをご活用になることをおすすめします。
上位表示しやすい記事の書き方のポイント
ブログ記事、頑張ってユーザーの役に立つように情報を網羅して、文字数を増やしてみても、上位表示されやすい書き方になっていなければ順位が上がらない可能性があります。
1ページ目と2ページ目だとアクセス数が全然違いますし、3ページ目以下になるとアクセスはほぼありません。
検索経由からアクセスを得たいのであれば、3位以内、せめて5以内を目指したいところです。
上位表示しやすい記事の書き方のポイント
上位表示しやすい記事の書き方には、ポイントがあります。
・記事を書き始める前にリサーチをする
・2つの検索意図を抑える
・記事タイトルにしっかりキーワードを入れる
・記事中の見出し(Hタグ)にキーワードを入れる
・代名詞を使わない
など、SEOライティングと言われるものです。
SEOライティングについては、次の記事で詳しく解説をしていますので、ぜひご覧になってみてください。
ブログ記事の構成を考えると、文字数も想定しやすくなります
ブログ記事を書き始める際、狙っているキーワードでどれくらいの文字数が必要かを調べ、3000文字くらいは必要だ、と分かったとします。
記事を書き始める前に、記事の構成を考えることをおすすめします。
そのままいきなり書き始めると、文字数が足りなくて苦労するかもしれません。
最初にブログ記事の構成を考えておくことで、文字数も想定しやすくなります。
記事タイトル、見出しを記事の構成案(骨組み)として作ってみましょう。
記事タイトル
H1 大見出し
H2 中見出し
H3 小見出し
H2 中見出し
H3 小見出し
H3 小見出し
などです。
見出し一つにつき300文字~500文字くらい書けそうだ、という計算ができる場合、見出しの数で最終的な文字数を想定することができます。
ブログ記事を充実させるには(文字数を増やすには)
文字数が少ないよりは、多い方が上位表示されやすい、というのはずっとSEOをやっていて実感します。
ブログ記事を充実させるためには、次のような方法があります。
徹底的にリサーチして情報を増やす
記事を書く前に、徹底的にこれから書くテーマについてリサーチしましょう。
知識が多くなればなるほど、書ける情報が多くなります。
上位表示されている記事も参考にすると思いますが、違った視点、切り口の情報を入れることも大切です。
オリジナルコンテンツを入れる
オリジナルコンテンツもGoogleは評価します。
オリジナルコンテンツ、というと難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
・感想
・体験談、レビュー
・専門家のインタビュー
などがあります。
自社商品やサービスの紹介記事であれば、他の記事には無い文章も色々と書けるのではないでしょうか。
ブログ記事のリライトを行って、記事の文字数を増やす
ブログ記事は一度書いたから終わり、ではなくて、何度でも手を入れてもOKです。
「記事を書いてみたけれど、思ったほど順位が上がらなかった・・・」
という場合、リライトを施してみましょう。
検索順位を上げるためには、記事のリライトが重要です。
なかなか1回の記事で1位を取るのは難しいです。
今、1位、2位にいるライバルサイトも、実は何度もリライトしてコンテンツを長くしているかもしれません。
上位表示している記事は、リライトされていることは多いです。
あなたの記事も、継続的に順位をチェックしてリライトを施されることをおすすめします。
定期的に手を入れて、上位表示を目指していきましょう。
ブログ記事の文字数、最適な文字数について まとめ
ブログ記事の文字数、最適な文字数について解説をさせていただきました。
まとめると、
・ブログ記事に必要な文字数は狙っているキーワードで変わる
・長文は有利(読者のニーズに応えた長文)
・SEOライティングも取り入れると尚良し
長文がどうして上位表示しやすいのか、ポイントを抑えて記事作成に取り組むことも大切です。
また同時に、SEOライティングも取り入れてみてください。
SEOライティングについては、以下の記事で詳しく取り上げていますので合わせてご覧ください。
上位表示のされ方が変わってきます。
定期的に順位をチェックして、リライトも施してみてくださいね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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